ESLと宇宙での戦闘を想定し、急造された
ラファエルガンダムと
セラヴィーガンダム2。必要な時に火力と防御力に優れた
セラヴィーを展開し、機動性に優れる
ラファエルと連携させることで高い戦闘能力を発揮した。一方、機体上部に重量のある
セラヴィーを抱えるというプロポーションにより、重力下での機体の重量バランスの制御が難しくなるという弱点を持っていた。そこで地上戦闘用の別プランとして
ラファエルに装甲を着せるというコンセプトのドミニオンズという設計バリエーションも存在していた。背面に接続された無線機セラが分割し、
ラファエルの機体全体に装着されることで、必要に応じて
セラヴィーのような重装甲、重火器を付加させるというアイデアであった。GNビッグキャノンが省略された為、
ヴァーチェの
GNバズーカの改良型(擬似
太陽炉内蔵型)が定番の大出力砲として装備され、さらに両肩に2つの
GNバズーカが装着された結果、
ラファエル単機よりもかなり火力が増強した。強い発射の反動も装甲によって増加した重量が十分に吸収することが出来るので安定した射撃を行なうことができる。ESL戦終結後、人類の
イノベイター化に反発し、軍事活動を行なっていた反乱軍を打つために密かに投入された。
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