当機のプロトタイプである「
ティエレン全領域対応試作型(通称
ティエレンチーツー)」は、
ユニオン、
AEU両陣営でもいまだ実現していない、「装備換装無しで様々な環境に対応可能」という画期的な機体である(
フラッグや
イナクト等は運用環境次第で装備換装する必要がある)。主武装は「500mm多段加速砲」という大型砲。コックピットはタオツー同様全周モニターになっているが、後部に通常型のコックピットも搭載された複座機である。更に、背部にはマイクロウェーブ受信アンテナがある為、実質的にエネルギー切れの無い機体となっている。肩に大型の大推力スラスターとプロペラントタンクを装備している為機動力は高い。しかし、この高性能はタオツー同様、一般兵には向かないものとなってしまっている。その為、パイロット(コックピット前席)は超人機関出身の「
超兵」である「
レナード・ファインズ」というわずか7歳の少年兵が務める(ただし、彼自身の「
超兵」としての能力は低い)。後席パイロットはチーツーの開発を担う「次世代開発技術研究所」所属の女性エース「
デルフィーヌ・ベデリア」が務める。
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