↑7個上、
コロニー公社が買っただけ…と書いてますが、それでは読みが浅いです。買っただけと言いますが、元々擬似
太陽炉搭載機を独占していた連邦に何故わざわざ売る理由があったのでしょうか。ここは新政府の考え方が演出されているシーンでもあるのです。かつて数機で世界を変えるほどの力を見せた
太陽炉搭載型MSを独占し続ければ治安維持は容易です。しかしそれでは恐怖で人民を従わせた前政権と同じことになります。相手より圧倒的に強力な武器の銃口を突きつけながら相互理解をして一緒に平和を作ろうというのでは矛盾ですね。強力な兵器を他国や民間の機関に与えることは新政権がとった相手への信頼の意思表示でもあると思います。同じ力を共有し一緒に平和を維持していこうという意味です。しかし歴然たる差を生む超強力兵器ならば与えず力関係を誇示する方が得策です。
GN-X3を民間に与えれば、今度は技術漏洩やテロに悪用される恐れがあり大きな被害を生むリスクが増大します(実際に映画ではそれが描かれておりました)。
ソレスタルビーイングはそんな新政権の理想論の中に存在する、あやうい部分を見付けサポートする立場として裏舞台で活躍していたということになります。
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