ソレスタルビーイングの意思決定を統括するマザーコンピューター(正確には、量子型演算処理システム)で、世界情勢を導くプランを提示する存在。本体は月の裏側のクレーターに存在するが、時代の科学技術によりその姿を変えている為、他にも存在する可能性がある。(2312年ではソレスタルビーイング艦に内蔵されていた)
ヴェーダの役割は、世界情勢を予想したり、ガンダムマイスターの選出、GNドライヴの設計データの保管を行う事。ただしヴェーダには善悪の感情は無くただのデータの集合体である為、人間の本質を知らない。それを補う為に人間の社会に入り込み、人間と同じ生活を行う事で、生きた情報をヴェーダへ送る人型の生体端末が存在する。ガンダムマイスター・874がその存在だった。また874と同じ様な存在が世界各国に何人も存在するが、彼ら(彼女)は自分が端末であることを知らない。また、生体端末同士は、ヴェーダを介してしか接触する事が出来ない。
また、GNドライヴ搭載機の殆どはヴェーダによるバックアップを受けており、ヴェーダ自身が奪還されたりトライアルシステムが作動するとバックアップを受けている機体は、途端にシステムダウンを起こしてしまう。(詳細はMS-GUNDAM参照)
ヴェーダへのアクセスは最高がレベル7で、レベル7へアクセスするためにはヴェーダの許可が必要。スメラギは4までで、監視者は3までしかアクセスできない。最高レベルの7にはガンダムマイスター達の情報が保存されている。そのため、ヴェーダには簡単に機密が漏れたり、イオリアの思想の改変を防ぐ為の自己進化システムが備えられている。
フェレシュテがアクセスすると、「データがない」「存在しない」という答えを返し重要なデータへたどり着けない様にしているのもその為である。また、レベル7へアクセスしてきたリボンズに対しても故意に改ざんしたデータを提示し、マイスター達の情報がさも削除されているかの様に思い込ませた(24話)。
なお、2307年においてリボンズによってヴェーダ自体は掌握されてしまった(23話)ものの前述の自己進化システムのおかげで、イオリアの思想とマイスター達の情報は守られた。
2312年では地球連邦政府が情報規制に使用していたが、最終決戦の際に(リジェネの協力により)ソレスタルビーイングに奪還された。(49話)
【ヴェーダのプラン】
- 核の発展による人類の滅亡を避けるため、人類の太陽光発電に目を向けさせなくてはならなかった。そのために、中東の放射能漏れ事故を起こし核排除の流れを故意に生み出した。
- エネルギー危機を誘発して世界を三大陣営に分割、その後ガンダムを武力介入させることにより世界の統一を促す。
- 太陽光発電を促進する為に、陰から技術支援を行う。その結果、軌道エレベーターやモビルスーツの技術が飛躍的に進化した。
データ追加
- リボンズがヴェーダを掌握し、その情報統制能力が連邦政府の4000万規模の軍隊の創設を可能した。
-- ソレスタルビーイングメンバー
- ヴェーダにはいくつかバックアップ用のターミナルが存在しリボンズは月の裏側にあるメインターミナルから外宇宙航行用母艦ソレスタルビーイングに設置されていたサブターミナルへ機能の全てを移した(OOFより -- ゲスト
- 月の裏側にあったメインターミナルは フォン・スパークが回収、その後使用した。 -- フォン
- 劇場版のセリフによれば脳量子波を出しているのでELSに狙われるそうです。それもあってか月面方向に向かってきたのだと思いますが、脳量子波って機械も出せるんですね。 それで世界中のイノベイド達とリンクしたんでしょう。 -- ゲスト
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